嚮心(きょうしん)塾日記

西荻窪にある、ちょっと変わった塾です。

ご無沙汰しております。

3か月ほどのご無沙汰をしておりまして、申し訳ありません。たくさんの受験生を抱えていて多忙だった、などは予想のしやすくてつまらないお詫びコメントでしょう。しかし、そんな事態はもちろん想像していたのであります。そして、塾では忙しすぎて書けないであろうことを見越して、家用の安いノートパソコンを一台新たに買い、「ふふ、これで忙しいシーズンでも家からブログを更新できるぜ!なんて僕って賢いんだ!」と思っていたのですが、

買って一週間くらいで僕(約100kg)が新しいパソコンを踏んで壊してしまい、家からは更新できないまま、かといって、もう一度パソコンを買いに行くのもばかばかしくて、ブログもそのままに放置してしまっていたわけです。まさか、このような落とし穴があろうとは!人生とは難しいものです。

そして、本日センター試験になりました。受験生一人一人にここまでくるまででも様々な紆余曲折がありました。しかし、それらを力強く乗り越えて、目の前のテストに向かってほしいと願っています。

それとともに。僕が恩師に贈っていただいた様々な大切な言葉の一つに、「伝達は、それが可能な内面において、初めて可能となる」という言葉があります。今年はいつも以上に、この言葉が踏まえている真理を、時に乗り越えようとしては失敗し、時にそれを踏まえ過ぎて手を出さないではまた失敗し、という一年でした。それらすべての失敗は、鈍い痛みとして僕の中にあるのですが、そうであるからこそやはり、「教える」とはどういうことであるのか、「伝える」とはどういうことであるのかを今まで以上に必死に考え抜かねばならないと思っています。その意味で、僕の人生ももう、先が見えてきたところです。避けられない課題は、やはり避けるわけにはいかない。その当たり前のことを何度わかってきたつもりであっても、やはりまだ足りていなかったと思い知らされる毎日です。

何のことやらわかりませんが、わかる人だけがわかればいいのです。そして、嚮心塾は目先の合格実績などはっきりいってどうでもよいと思っています。もちろん、一人ひとりの受験生を合格させてあげたい。しかし、その生徒の10年後20年後をにらんで、そのために必要なことを鍛えていくことを何より優先したいと思っています。

しかし、です。そのような基本姿勢を格好良く宣言するのは簡単なのですが、何がその生徒の後の人生に必要なことであるのかは、これまた本当に難しいことであるのです。「小手先の受験テクニックを身につけたって仕方がない」とうそぶくのは簡単ですが、それを身につけて結果を出すことでより積極的に自らの課題に取り組むことができるようになるケースだって当然多いわけです。「これは小手先だから」「これは本質的だから」とか、原理原則論で片付けるのではなく、一人一人の個性や現在の状態を鑑みて、必死に悩んでいこうと思っています。
 
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