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嚮心(きょうしん)塾日記

西荻窪にある、ちょっと変わった塾です。

2022年度受験を振り返って(その7)

M・K(海城高卒)  慶應義塾大学理工学部合格(進学先)
他合格校:横浜国立大学理工学部、慶應義塾大学経済学部、上智大学理工学部、東京理科大学工学部

<登場人物>

・天使

 嚮心塾に通っていた元生徒。性格は穏やかである。

・悪魔

 天使と共に嚮心塾に通っていた元生徒。性格が悪く、ネガティブな発言が多い。

・仙人

 天使と悪魔の先輩的立ち位置。貫禄がある。



|・ω・)ノ[始]------------------------------------------------[始]



2022年、春のとある日

天使「僕たちと一緒に卒業したみんなはもう合格体験記を書き終わっているよ、早く僕らも書かないと!」

悪魔「何言ってんだよ、そんなん後でいいだろ。そもそもあいつらの合格体験記は、ただ自分語りしてるだけで、『お前の人生には興味ないんだよ!!』ってなるからつまらないんだよ。」

天使「そうかなあ、僕はみんながどんな人生を歩んできたか知れて面白かったし、これから嚮心塾に入ろうとしている人からしたら、どのような人がどのようにして合格したのかは知りたいんじゃないかと思うよ。」

悪魔「それはそうかも知れんけど、私はそういうのを書くのはごめんだぜ。」

仙人「フッフッフぅ!それならワシにいい考えがあるぞぉ!お主ら2人が嚮心塾に通ってみて良かったと思うこと、よくなかったと思うことなどについて話し合うところをそのまま台本形式で書けばいいのじゃ!それならおかたい文章が読めない人でも読みやすいじゃろ?」

天使「たしかに、それは良さそうですね!」

悪魔「でも私はそんなの書きたくねーよ。仙人が書けよ!」

仙人「フッフッフぅ!しょうがないのぉ、じゃあまず天使からしゃべってくれ。」

悪魔「おい!勝手に順番決めんじゃねーよ!嚮心塾の悪いとこの一つは、校舎が古いところだな。」

天使「もう、勝手に飛ばさないでよ。確かに大手予備校とかは校舎が綺麗なところが多いけど、嚮心塾が凄い汚いわけじゃないし、そもそも僕らは合格するために塾に行くわけだから、校舎の見た目で塾を選ぶのは間違っているよ!」



ここで仙人は魔法を使い悪魔の口のチャックを閉める。

悪魔「◎△$♪×¥●&%#?!」

仙人「フッフッフぅ!順番を守らなかった罰じゃ!天使よ、次こそしゃべってくれ。」

天使「そうだなあ、僕の思う嚮心塾の強みは授業がないことだと思います。僕はもともと授業をする別の予備校に通っていたのですが、僕はノートを取るのがすごい遅かったので、授業中はノートを取るのに必死になってしまい、内容をあまり理解できていませんでした。なので、嚮心塾みたいに自分で勉強を進められる方が実力が伸びていると感じました。」



ここで仙人は魔法を解いた。

悪魔「っっっtふぅ、順番無視しただけでこれは酷すぎるぜ。でも、授業がないことは天使みたいなとろいやつら以外にとってもいいぞ。授業は一定のペースで進んでしまうから、わかっているところを飛ばせないし、わかんない所があっても次に進まないといけない。でも勉強で大事なのはわかんないところをわかるようにすることだろ。」

仙人「フッフッフぅ!流石にさっきのはやりすぎじゃったのぉ!それじゃあ悪魔よ、なんか他に言いたいことはあるか?」

悪魔「あぁ、もちろん校舎が古いことも嫌だが、嚮心塾で私が何より嫌なのは、塾に虫が入ってくることだ。夏になると毎日7時ごろから虫が窓から入ってきて気が狂いそうだったぜ。」

天使「まあでも、それは立地の問題だからしょうがないよね、悪魔と僕が虫除けスプレーを毎日持っていってたのが懐かしいね。」

仙人「フッフッフぅ!そしたら次は天使の番じゃぞ!なんかあるか?」

天使「そうですね、先程の話と少し近いのですが、嚮心塾の利点は他の塾よりも融通が効くところだと思います。例えば悪魔は、、」

悪魔「ちょっと待て!その話は私にさせろ!私は嚮心塾で自分のギターを弾いてたぜ!これは、柳原先生に、他の塾生がいない時ならギターを弾いていいと言われたからできることだ。これによって塾生のいない朝早くから塾に来ることで勉強を早くから始められる、かつ家にギターがなくなることでダラダラとギターを弾いて時間が過ぎてしまうことを防げるという、すごい理にかなっていることだが、こんなん他の塾じゃできねーよ!」

天使「そうだね、嚮心塾であれば常識的にNGであることでも、そっちの方が良いとなることもあるから自分の意見を柳原先生にまず言ってみることが大事だよ。」

仙人「フッフッフぅ!話が長くなってきて、そろそろ読者のみんなが、ワシの『フッフッフぅ!』が鬱陶しいと感じてきたじゃろうから、2人からもう一回ずつ意見を聞いて終わろうかのぉ。」

悪魔「ぅぅぅうぅぅうぅぅ、悔しいけどもう嚮心塾の悪いところが思い浮かばないぜ。」

天使「悪魔も嚮心塾のことが好きなんだね。じゃあ僕が嚮心塾についての最後の意見を言わせてもらいます。嚮心塾は柳原先生が一人一人の生徒と真剣に向き合ってくれます。これこそが嚮心塾の最大の強みだと思います。僕との話合いはもちろん、僕の親とも一年で100回以上メールのやり取りをし、僕が最善の選択をできるようにしてくれました。柳原先生には今でも心から感謝しています。柳原先生は、私達生徒全員に常に光を照らしてくれる太陽のような存在です。このような『太陽』は、他の大手予備校にはないと思います。」

悪魔「私も同感だよ。じゃあ最後に嚮心塾の卒塾生、そして元受験生として。としての2つのアドバイスを言わせてもらうぜ。まず、『今』を変えることが大事だ。明日から改善しよう、などと考えていると永遠に改善できないし、このままだと受からない、などと考えてもモチベーションが下がるだけだ。私達は未来に何が起こるか分からないからこそ、現在においての最善の選択をすることが大事だ。そして次に、嚮心塾を信じることが大事だ。たかが1人の受験生である私達の判断より、さまざまな受験生を見てきた柳原先生の判断とでは天と地の差がある。私達が『太陽の光』を浴びて成長するためには、私達が『太陽の光』をみづから求め、たとえ受け入れ難いものであっても一度受け入れてみる必要がある。もちろん一度受け入れてみて、でも成長できないと感じたときには柳原先生に言えばいい。その時は先生は一緒に改善策を考え直してくれるだろう。」

仙人「フッフッフぅ!2人とも立派な意見を言えるようになったんじゃのぉ!それじゃあ今年の合格体験記はここで終わりとしよう!」



|・ω・)ノ[終]------------------------------------------------[終]

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