
受験シーズンもいよいよ中盤から終盤にさしかかります。今日から私立高校、国立高校、そして少し空いて都立高校と高校入試が続いていきます。また、大学入試も私立大入試は終盤に差し掛かり、ここからいよいよ国公立受験が間近に迫ってきています。
このような直前期だからこそ、うまくいっていない子達の立て直しを何とか必死にしようとしては、その子達の硬い岩盤にぶつかる毎日です。結局受験で合格するために努力をする!と言っても今までの自分を全面的に捨て去る覚悟がなければ、変えられるところはマイナーチェンジでしかなくなります。そのマイナーチェンジで通用すればよいのですが、それでは全く通用しないことが明らかになってもなお、マイナーチェンジで何とか受かろうとするのは、楽観的観測に自分の運命を委ねるという意味で、全力を尽くしているとは言えなくなります。
もちろん、直前だからこそできれば大きく変えるべきではありません。しかし、一方でこのままで受からないのであれば、かつそこを変えればガラッと変わるようなポイントがあるのなら、座して不合格を待つよりはそれを変えて間に合わせるしかありません。このあたりのバランスが今の時期は本当に難しく、神経をすり減らしながら教えているところです。
このようなあれこれの中で、少しでも一人一人の内奥に切り入り、彼ら彼女らがもつ根本的な傾向の中で足りない部分、どうしても見落としが生まれる部分をどのように補いうるのかを日々悩んでいます。仮に「こう変えればもっと良くなる!」が見えたとして、それをどのように理解してもらうのか。もちろんそれを理解してもらうためにこそ、ここまで信頼関係を築いてきたわけですが、それをもってしても「恐らくこれは遠く理解し難いからこそこの時期にやるべきではない」「しかし、これを理解してもらわずに受けることは受験を失敗する可能性が残る」というジレンマの中で、どのように伝えることができるのか、逆にどのように伝え過ぎによる失敗を防ぐのか。
その最後の調整を一人一人に悩み抜きながら何とか合格可能性を上げられるように努力していきたいと思います。
このような直前期だからこそ、うまくいっていない子達の立て直しを何とか必死にしようとしては、その子達の硬い岩盤にぶつかる毎日です。結局受験で合格するために努力をする!と言っても今までの自分を全面的に捨て去る覚悟がなければ、変えられるところはマイナーチェンジでしかなくなります。そのマイナーチェンジで通用すればよいのですが、それでは全く通用しないことが明らかになってもなお、マイナーチェンジで何とか受かろうとするのは、楽観的観測に自分の運命を委ねるという意味で、全力を尽くしているとは言えなくなります。
もちろん、直前だからこそできれば大きく変えるべきではありません。しかし、一方でこのままで受からないのであれば、かつそこを変えればガラッと変わるようなポイントがあるのなら、座して不合格を待つよりはそれを変えて間に合わせるしかありません。このあたりのバランスが今の時期は本当に難しく、神経をすり減らしながら教えているところです。
このようなあれこれの中で、少しでも一人一人の内奥に切り入り、彼ら彼女らがもつ根本的な傾向の中で足りない部分、どうしても見落としが生まれる部分をどのように補いうるのかを日々悩んでいます。仮に「こう変えればもっと良くなる!」が見えたとして、それをどのように理解してもらうのか。もちろんそれを理解してもらうためにこそ、ここまで信頼関係を築いてきたわけですが、それをもってしても「恐らくこれは遠く理解し難いからこそこの時期にやるべきではない」「しかし、これを理解してもらわずに受けることは受験を失敗する可能性が残る」というジレンマの中で、どのように伝えることができるのか、逆にどのように伝え過ぎによる失敗を防ぐのか。
その最後の調整を一人一人に悩み抜きながら何とか合格可能性を上げられるように努力していきたいと思います。
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