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嚮心(きょうしん)塾日記

西荻窪にある、ちょっと変わった塾です。

2018年度受験を振り返って(その6)

昭和大学薬学部合格(進学先)       K・I 君(学芸大付属国際中等教育卒)

 僕は、高校卒業と同時に嚮心塾に入塾しました。僕は現役の時「全落ち」だったからです。今考えれば、当たり前だったのではないかと思います。高校時代は周りのことばかり気にして「あの子はこの塾に行っている。この子はこの問題集を解いている。それから、あの子は、、、」と、現役の時に一度も自分の立場、状況など考えたことはありませんでした。「大学受験なんてノリで行ける」と思っていた頃もありました。そして、受験直前に近づくにつれて両親の言葉が尖り始め、言っていることが理解できても、もうどうにもならなくなってしまいました。どうにもならなくなった原因は、受験を通じて一度も自分で自分と向き合わなかったからだと思います。自分の嫌いなこと、弱いことは無意識に自分自身で自分の目に見える範囲から遠ざけて隠し、いいところだけ過大評価し、常に自分を騙し続けていたからです。このことを両親は気づいていろいろと言ってくれていたのにもかかわらず、自分が自分で「自分と向き合う重要性」を理解していなかったため両親の助言を無視し続けている自分がいました。合格した今、改めて両親の助言がわかるようになって両親には本当に申し訳ないことをしていたと痛感しました。

 嚮心塾に入ってから塾長の柳原先生に楽観視している自分を徹底的に鍛えなおしてもらいました。自分の嫌いなこと、弱いことから逃げ出そうとする自分を何度も何度も向き合うように指導してくださいました。柳原先生は僕の弱点の核をあまりにも的確に指摘してくるので苛立ちを覚えることもありました。それでも、ここまで親身になってはっきりと言ってくれる人は今までいませんでした。だから、どんなことを言われてもどんなに辛くても柳原先生についていこうと決めました。今まで逃げてきたことに立ち向かうことは想像していたよりも辛かったですが、それでも諦めずに嚮心塾に毎日通い続けました。
 そしてある日、自分と向き合うことの意味が少し理解できたときに、初めて自分で自分の愚かさに気づき心から悔しいと思いました。「もっと早く気づければ、、、」それだけが頭の中で何度も再生されていました。その日を境に、自分の愚かさのせいで失った時間を取り戻すために手帳に自分がした質問とその答え以外に他の人がした質問とその答えも書き残し、柳原先生からあふれる知識を自分のものにできるように心がけました。また、自分はあまり暗記が得意ではなく、覚えるために他の人の何十倍の練習をしてやっと追いつくという状況でした。そのため、何度も単語テストをすることになり柳原先生には本当に迷惑をかけてしまいましたが、このおかげで英単語は最後まで覚えることができました。最後までやりきることができたのは、先生が最後まで寄り添ってくれたからだと思います。
 この訓練は様々な教科で役に立ちました。覚えることがあっても途中で投げ出すことなく覚えられるまで何度も練習する。わからないことがあったらすぐ覚え直す。このような勉強の核となるようなことを柳原先生から吸収するとともに、自分自身に何が足りないのか。どうすればよりよくなるのか。ということをいつの間にか貪欲に探すようになっていました。
 これは柳原先生が僕の弱点を探し、書き換えるべき箇所を一緒に考えて、それを自分の力で改善していくという、普通の塾にはない凄さがあるからです。嚮心塾を見つけてくれた両親、一緒になって指導してくれた柳原先生にはとても感謝しています。本当にありがとうございました。

 最後に、大学受験合格は単なる通過点に過ぎないと思っています。僕はここから6年間の大学生活の中で、将来なりたい自分を目指すため、多くのライバルと競い合い、多くの困難や壁を突き進み勇往邁進していきたいと思います。浪人中の辛い日々や柳原先生から教わったことを忘れずにこれからも頑張っていきたいと思います。
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