嚮心(きょうしん)塾日記

西荻窪にある、ちょっと変わった塾です。

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ご無沙汰をしております。

ご無沙汰をしております。受験も一段落し、新入塾生や問い合わせが多くバタバタしているものの、全体的にはゆったりと塾をやれているのにもかかわらず、ブログの更新が遅くなってすみません。

更新が遅くなった理由は、何より受験生の「受験を振り返って」を僕の駄文で後ろに追いやりたくなかった、という心情故です。嚮心塾が日本一の塾かどうかはわかりません。というより、僕には自分の塾の足りないところばかりが見えているので、まだまだ失敗ばかりの毎日を少しでもまともにすることで精一杯です。一人一人の人生を徹底的に支え、鍛えていくためには足りないことや失敗だらけの毎日です。

ただ、嚮心塾の合格体験記は、間違いなく日本一ではないかと自負しています。少なくとも、僕はこのように内容のある文章を受験生が自分の受験を振り返って書いているのを他に見たことがありません(僕が自身の受験で過去に書いたものも含めてです)。一人一人の苦しんだり悩んだり、その中で必死に前を向いて頑張った一年間の結晶が文章に結実していて、本当に素晴らしいと思います。それを僕の文章で汚したくはなかった、というのがここ最近の更新をさぼっていた理由でした。

もちろん、「人の死なんとするや、その言やよし。」ではありませんが、終わりのある一年間に向かって鍛え上げられた結晶のような言葉も決意も努力も、終わりがないかのように見える次の4年ないし6年間、あるいはさらにその後の中では、見事に溶けてふにゃふにゃになってしまうかもしれません。しかし、僕はそう悲観ばかりしていません。「初心、忘るべからず」とはよく言いますが、「初心」と言えるだけの緊張感のある何かを人生において感じることもないままに生きては死んでいく人の多い中で、彼ら彼女らには少なくともそこに立ち返るべき「初心」が確かにあったことが、どの文章からも伝わってくるからです。
少なくとも、彼ら彼女らには「初心、忘るべからず」という言葉が(どこまでも深く沈潜していけば)響く「底」が、この1年で形成されたとは思います。

その上で、僕は今年一年、終わりを意識して必死に取り組む受験生に響く言葉を研ぐことを通じて(あるいはそもそも「終わり」を意識していない受験生に終わりを意識して頑張る姿勢を引き出しながら)、終わり無き日常を生きる人々へもまた、伝わりうる言葉を鍛えていきたいと思います。今年一年、またよろしくお願いいたします。

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