嚮心(きょうしん)塾日記

西荻窪にある、ちょっと変わった塾です。

この世で最も美しいもの、この世で最も醜いもの。

この世で最も美しいものが何かを聞かれたら、人間が自らの愚かさに気付き、それを乗り越えようと必死になる姿だと僕は答えます。逆に、最も醜いものが何かを聞かれたら、人間が今の自分の愚かさにしがみつき、愚かな自分を訂正しないようにしがみつく姿であると答えるでしょう。

人間が自らの愚かしさに気付き、乗り越えようとするその姿の美しさに比べれば、どのような絶景も、あるいはどのような美術作品も、見劣りがすると僕は思っています。またその逆もしかりです。つまり、人間には最も美しいものと、最も醜いもののどちらでも生み出す自由が、常に与えられているということです。

塾では、受験生が、現在の自分の愚かしさに打ちのめされながらもそれを乗り越えようとまさに必死に努力する毎日です。入試の結果も出つつあります。しかし、どのような結果になろうとも、そのように取り組む彼ら、彼女らの姿はこの上なく美しい。その事実に自信を持ってほしいし、僕が彼ら彼女らに送ることのできる唯一のgiftは、合否よりもその事実を伝えることであると思っています。

ということで、全世界の数少ない嚮心塾通信マニアの皆さん、ブログを書けていなくて、すみません。もう半月だけ、そのように数々の美しい姿を、さらにより美しく鍛え抜いていくことに、時間を費やさせて下さい。
関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する