嚮心(きょうしん)塾日記

西荻窪にある、ちょっと変わった塾です。

2015年度講師紹介

今年度は、3人の卒塾生の先生に塾で質問に答えていただきます。その先生方をご紹介します。

M・Y 先生(東京大学理学部数学科4年生)    水曜・木曜・日曜担当
教えられる教科:数学、物理、化学、(英語)
        ←得意      苦手→
(自己紹介)
僕はとてもテキトーな人です。ただ、数学は大好きで、ストイックなところもあります。主に理系科目を得意としています。あまり見た目は東大生らしくないと言われますが、ちゃんと勉強はしています。こんな僕ですが、よろしくお願いします。
(塾長からの紹介)
彼の偽悪的な仮面にだまされてはいけません。彼ほど、純粋でやさしい大学生はなかなかいません。塾で様々な事情で困っている生徒の話をするたびに、「僕が少しでも力になれれば…」と話してくれる、彼のその人間性を僕は高く評価しています。もちろん数学に関しては、そんじょそこらの東大生と一緒にしないでほしいと思うくらいです。数学は難しいし、奥が深いので受験を通じて苦しむことの多い教科でしょうが、それでもM先生の数学への愛とそれに対する敬虔(けいけん)さは、皆さんに数学が嫌々やるべきものでなく、愛するに足る教科であることを何度でも思い出させてくれるでしょう。


K・H 先生(慶應義塾大学医学部4年生)        月曜・土曜担当
(自己紹介)
慶應義塾大学医学部4年生です。受験生の時は化学・数学が得意でした。僕はこの塾の生徒だった時には、この塾を疑問を解消するための質問の場として活用していました。柳原先生は何でも答えてくれるので、そういう風に活用してみるのも良いと思います。僕の少ない知識が皆さんの役に立てば、と思います。これからよろしくお願いします。
(塾長からの紹介)
一浪目のK先生には、「塾に来てしっかり勉強しないと受からないよ!」と何度言っても通ってくれず、勉強もしっかりやらず、本当に苦労しました。しかし、二浪目で一念発起して見違えるように勉強をし始め、あっという間に実力を付け、しっかりと合格しました。彼のように広い関心を持ち、また自分の信念もしっかりと持っているる人に、「とりあえず勉強しろ!」という陳腐な言葉は無意味でしかない、ということを教育者として僕自身が勉強させてもらいました。入学してからもその広い関心を活かしているようで、(あとは医学さえ勉強してくれれば)頼もしい限りです。受験生の勉強したくない気持ちと、それでも頑張らねばならないと自覚する必要があることの両方をきっと理解してくれるので、是非相談してみてください。

K・S先生(慶應義塾大学文学部3年生)          金曜担当
(自己紹介)
国語と英語が好きです。ことばが好きで、ふだんは小説を書いたり短歌をつくったりしています。勉強のことは勿論、なんでも気軽に話しかけにきてください。少しでも力になれるよう一生懸命答えます。よろしくお願いします!
(塾長からの紹介)
S先生は塾に入ってきたときから、勉強はできませんでしたがとてもしっかりした生徒でした。
そして勉強の方法を掴むと、あっという間にできるようになり、最後の方は早慶しか受けないのがもったいないくらいの飛び抜けた実力になりました(そして、全て合格しました!)。そんなS先生は何事にも共感してしまう、涙もろい一面もあります。だからこそ、皆さんにとって心の支えとなれる、素晴らしい先生になってくれると思います。是非何でも相談してみてください!

以上の3人の先生方です。いずれも、ただ優秀なだけでなく、人の痛みのよくわかる先生方だと思います。率直に言って、月々2,3万円の月謝の塾で、これだけの先生方を集めることはなかなか難しいのではないか、と自負しております!是非、皆さんの苦しい受験生生活の支えとして、質問や相談をしてもらえると嬉しいです。

                               2015年4月4日 嚮心塾塾長 柳原浩紀

このエントリーをはてなブックマークに追加
PageTop

開塾10周年にあたって。本当にありがとうございます。

ちょっと気が早いのですが、書こうと思っていてバタバタして書けないとまずいので、早めに書きます。

今年の5月1日で嚮心塾も開塾10周年になります!
塾を開いた当初には、2年もつかなあ、という状態でしたが、まさか10年間も続けることができるとは思いませんでした。これもひとえに、僕の才能とたゆまぬ努力のおかげです。ありがとうございます。

という自称「天才」芸風を(「天才プログラマー」やねうらおさんのように)維持したいのですが、この10周年という節目に関しては、やはりそのように茶化して終わることができません。こんな変な塾が10年間も続けることができたのは、ひとえにこんな変な塾をご紹介頂いた卒塾生並びに卒塾生のご父母のお陰です。そのことに関しては、本当にいくら感謝しても感謝しすぎることはありません。本当にありがとうございます。

なぜ(僕らしくなく)しおらしく書くかといえば、「嚮心塾を他のお父さん・お母さんや友達に紹介する」ということのとてつもない難しさを想像するからです。まず、名前で引かれます。「嚮心塾」という名前だけ見せられたら、どこの怪しい団体かわかりません。次に「月謝が安くて全教科教える」というのがかなり怪しい塾のパターンです。この市場経済においては「高品質のものは高価格である」という刷り込みを皆が受けている以上、「全教科指導して月々2、3万円」というのはまず間違いなく詐欺のパターンです(詐欺じゃありませんよ、念のため。)。さらに、塾のホームページというものがありません。ネット上ではこの貧弱なブログのみ、しかも塾の仕組みや様子について(「今日も受験生が頑張ってます!」的な内容)よりは、僕が考えたことについて書き散らしているだけのブログです。この時点で、紹介を受けた多くの人が断念するのではないでしょうか。
 
さらに、塾に実際に来るとすればそれはそれで、ますますハードルが上がります。まず、嚮心塾は塾の看板を出していません。以前は出していたのですが、今はもうやめました。さらに、塾の中に入ればお世辞にも綺麗とはいえない環境です。もちろん、塾の子達がみんな懸命に勉強している姿はある意味で壮観であるとは言えるでしょうが、それに気づく前に嫌になってしまう親御さんやお子さんも多いと思います。

自分で書き並べてみると改めて、商売をする気があるのか、と気づかされるひどさですが、このような塾をお友達に勧めるのは、とてつもなく勇気がいる行為であると思います。下手したら友達をなくすレベルです。しかし、そのような卒塾生やそのご父母の皆さんの勇気あるご紹介があって初めて、こんな塾も10年間続けることができました。もちろん、このような奇妙な塾にしているのは、僕自身の確信犯的な行為でもあります。その僕のわがままを、仕方がないな、と思いながらも見捨てずにいていただけたことに対しては、今回のように言葉にしないまでも、片時たりとも感謝の念を忘れたことはありません。本当にありがとうございます。

愛とは比較可能なものではなく、唯一無二のものです。たとえば、様々な条件を比べてこれがより良いな、と思ってそれを選んでいるうちは、それは愛ではなく打算であるのでしょう。嚮心塾を始めるにあたって、「どのような生徒がどのように困っていたとしても受け入れる」という覚悟で塾を開いた以上、僕は塾生の一人一人を(東大・京大や医学部に入りやすいから、あるいは逆に勉強のできない子を選ぶ方が商売としてニッチを満たすものになるからなどという理由で)「選抜」することを放棄しました。その意味では、どんな塾生も「愛する」ことを選んだ、と言えるでしょう。塾に通う子にも同じ姿勢でこの塾を選んでほしい、とまでは贅沢を言いませんが、嚮心塾の様々な短所に気がついたときに、短所が存在するという理由だけで長所に目を向けない子よりは、様々な短所があるとしてもこの塾の長所は自分にとって大切なのではないかと思って嚮心塾を選んでほしい、という思いは変わらず持ち続けています。そのような決意は、一人一人の子供達にとって、何かを愛するという行為の端緒であると思うからです。幸福な子供時代を過ごした子供達にとって、これからの人生は長く、厳しく、辛いものであるからこそ、その中で自分が大切にしたいと思うものを守っていく覚悟を鍛えていく場でなければならないと思っています。嚮心塾に通うことを選ぶ、ということそのものが一つの教育的効果をもたなければ、そこでなされる教育がいかに意味があろうと、無意味であると僕は考えています。

そのような教育の場をこの10年間維持できた、ということ自体が僕には一つの奇跡であるように思えます。もちろん、これから先にどうなるかは全くわかりませんが、初心と感謝の気持ちを忘れずに、もっと精進していきたいと思います。本当にありがとうございました。これからもまだまだご迷惑をおかけすると思いますが、それに少しでも報いることができるように必死にやっていきたいと思います。

このエントリーをはてなブックマークに追加
PageTop

寺子屋形式の塾の良いところと悪いところ

 寺子屋形式の塾が今、見直されているようです。嚮心塾でも、2005年の開塾以来その形でやっております。「こうしなさい!そうすれば、成績が上がる!」と一律に言って聞かせるのではなく、一人一人の生徒が自分で勉強を頑張ろうとしていく中で、どうしてもぶつからざるを得ない困難を、その困難にぶつかる度に助言し、一緒に乗り越えていこうとするという教え方であるのが、この寺子屋形式の良いところであると思います。自分がわからなくて困っているという自覚があるからこそ、それを懸命に聞くことで身につけようとする、というこのやり方は相手が分かっていても分かっていなくても「ここが大事!テストに出るからね!」と押しつけるよりも、学習効果は遙かに高いと思います。また、学習に関する意欲もあきらかに違って、みんな勉強をしに、塾に通ってくれています。
 寺子屋形式の悪いところとしては、そもそも「勉強を頑張ろう!」と思っていない子にはどうしようもない、という点があげられます。「勉強しなきゃいけないんだけど、でもわからないしなぁ。」というお子さんには効果があるとしても、「勉強なんてやってるふりしてればいいんだ!うるさい親にばれなきゃいいんだ!」と思っている子には、そもそも自分が勉強をできるようになりたいとは思っていない以上、自分の出来ないところをうめていくことは苦痛以外の何者でもないからです。このようなお子さんには、そもそもこの「学校歴社会」の日本で勉強をしないで生きていくということがどれほどの困難を伴うものであるのかを理解してもらうことが必要となります。それを理解した上で、あえて困難な道を選ぶのであれば、それは勇気あるすばらしい選択になるかもしれません。しかし、たいていの場合、勉強を拒絶する子は、楽な道を選んでいるつもりで、実は一番困難な道に入らざるを得なくなってしまっている場合が多いようです。そのことを丁寧に言葉を尽くして、リアリティーをもってもらうことで、勉強に対する動機をもちにくい子にも勉強をしていく姿勢を伝えられるとよいと考えています。

このエントリーをはてなブックマークに追加
PageTop

嚮心(きょうしん)って何?

と、よく聞かれるのですが、これは僕の作った造語です。「嚮」は「向」の旧字体で、「(自分の)心に嚮(む)きあえ!」という意味を込めて、このような名前にしました。僕もまた、自分の心に嚮(む)き合うことを通じて、一人一人の塾生の心、そのすばらしいところともだめなところとも、嚮(む)き合っていきたいという決意も込めています。

このエントリーをはてなブックマークに追加
PageTop

塾の概要

塾の概要について

嚮心塾(きょうしんじゅく)とはこんな塾です。

○塾のスタイル…小中高大個別指導
・一人一人に今必要なことを考え、計画を立てて提案し、一緒にがんばっていく塾です。
・いつでも塾に自習に来て頂いてかまいません。勉強のベースを塾において頂くことで、 一人一人の苦手な点をこちらがより深く理解することができ、指導に活かしていくこと ができます。
・「いつでも来て勉強していい」というのは、自己管理が苦手なお子さんには難しいもの です。ですから、初めは相談して「週に何回、一回何時間」のように決めております。 それを続ける中で徐々にペースアップをしていけるように指導しております。
・塾長と、嚮心塾の仕組みを良く理解した卒塾生のみの大学生講師が教えております。一人一人の勉強の質や量、ペースや定着度に関しては、塾長がすべて把握し、計画を立てています(2013.4.10改訂)。

○お月謝
・入塾金が20000円です。(一家族につき一回です)
・お月謝は非受験学年の方で月24000円(7,8,12,1,2月は夏期・冬期・直前期 のため月27000円となります。この他に講習費、教材費等その他一切かかりません。) また受験学年で実際に受験される生徒さんの受験生としての1年間は月33000円(夏期 ・冬期・直前期は36000円)とさせていただいております。

○開塾日・時間帯
平日は13:00~21:30、土日祝日・夏期冬期春期など長期休み時は10:00~18:00で開けています。※2013年4/15からは、火曜日を定休日にしております。その他に1ヶ月に1日、土または日曜日にお休みをいただいております。

○無料入塾(一週間)
入塾の前にまず塾に無料で一週間通って頂くことが可能です。塾のことをよく知って頂き、本当に納得した上で御入塾いただきたいと考えております。また、納得して頂けるはずのものがあるのではないか、とちょっぴり自負もしております。

一人一人のお子さんにとってどのような指導が最適であるかは、本当に難しいことです。しかし、その困難さゆえに、教える人間が自分なりの勉強の仕方のみを提示するだけで終わるのではいけません。一人一人にとって何が必要かをその都度考え抜くことから、コミュニケーションが始まるような場でありたいと考えております。

※お問い合わせはお電話にて、または直接お越しいただいても結構です。
※指導の質を落とさないためにも定員に達し次第、入塾をお待ちいただくこともあります。その旨ご了承ください。

このエントリーをはてなブックマークに追加
PageTop